中学3年生は車椅子で通学と書きましたが、確か1月くらいには松葉杖を使って、歩くことの許可が出ました。
そのため、受験する上では多少の配慮はいただきながらも、高校受験をあまり困ることなくすることが出来ました。
第一志望の学校には合格できなかったので、都立東大和南高校に進学しました。
東大和南は、私が6期生の新設高校。団塊ジュニア世代の高校生が増大するのを受けて新設が計画されたと思われ、作りがゆったりとしてました。
噂かもしれませんが、そのような理由のため、将来的には高校生が減少し、高齢者が増えることから、簡単な改装で高齢者施設に切り替えることも出来るように建設されたと思われる個所が何か所もありました。
そのうちの一つが、普通教室の棟にエレベーターが設置されていました。松葉杖で登校できても、階段の昇降は大変ですし、危険なのでエレベーターがあるというのはとても大きなメリットと感じ、学校選択の決め手になったと思います。
立川高校もエレベーター設置されていますが、私が高校入学時は立川高校が建替え前だったので、当時は東大和南にしかなかったのではないかと思います。(当時は今より情報が少なかったので、実際にはいろいろあったのかもしれませんが)
高校入学した際の一番の目標は「大学入試に向けて、どのように生活するか!」でした。
しかし、高校入学してから数か月で、松葉杖の使用が不要となり、自転車を乗っても良い事になりました。
中学時代の 部活中心生活→入院生活→車椅子生活 の自由に外を移動できなかったのが、自転車とともに自由を手にいれてしまい、部活や生徒会などの活動をしながら、毎日のように立川駅周辺をうろつくような生活をしていました。自転車の走行距離が月500kmぐらいあったので、相当なものと思います。
高校卒業後、八王子にあった駿台予備校に1年通い、相模原市にある北里大学に入学することになります。
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